三谷版『桜の園』

こんにちは☆<<
週末も暑かったですね~~


珍しく土曜出勤だった私。
午後には観劇の予定が入っていたので、
横浜に行って来ました~♪

最近、旦那の中で
観劇ブームが起こっているらしく…
次々とチケットを抑えては、
有無を言わさず同行させられています。
この夏、あと数回はお供させられそう。

まぁ私としては、良い刺激になるし、
旦那も多忙な日々の反動で、
良いリフレッシュになるんじゃないかな?


何ともふざけたポスター!



とは言っても、土曜は旦那もぎりぎりまで仕事。
なので、私は息子を連れて、ひと足先に実家へ。
走り回る2歳児を、御歳81歳の祖母に預けて、
現地集合@神奈川芸術劇場

今回観て来たのは、コチラ♪


※PARCO劇場のサイト


※ここからはネタバレの可能性あり。ご注意ください。


■作品情報■

事件です! 三谷幸喜がアントン・チェーホフ「桜の園」を演出!!
2011年「三谷幸喜大感謝祭」と銘打ち、新作舞台を四作品書き下ろし、自ら演出した三谷幸喜が2012年に挑むのは、チェーホフです。
選んだ作品は「桜の園」。チェーホフの最後の戯曲であり、チェーホフ「四大名作」のうちの一つ。もちろんチェーホフは歴史の教科書に出てくる作家。その名前は一度は聞いたことがあり、そして演劇人&演劇ファンはその戯曲を知らない人はいないと思います。しかし、一般の人々は・・・?
そんな一般の人々にも名作「桜の園」が本当に名作であることを知らしめます。
「これがチェーホフ?これぞチェーホフ!」を合い言葉に三谷幸喜が喜劇「桜の園」を演出します。

長らく横浜に住んでいたのに、
実は初めてだった神奈川芸術劇場。
きっと、学生で観劇する余裕が無かったのね…
なんと、公演回によっては、託児所がオープンする劇場!
そんな素晴らしいシステムがあったのか!?
大人になった今、通えそうな文化スポットです♪


近代的な劇場でした♪



さて、感想の程ですが…
んんん~~~
期待しすぎちゃったかな?
って感じでした。

私は、普段から観劇もしなければ、
チェーホフ原作の『桜の園』も知らない、
三谷幸喜作品は、映画かドラマしか知らない。
と言う、にわか観劇客なのですが…

でも、三谷さんって、大衆に面白く
な方じゃなかったの??
作品紹介を読む限り、
「古典のリメイクで予備知識無く楽しめます♪」
的な内容かと思ったのに…


ちなみに私、ミュージカルは大好きです。
そして、ダンスをやっていた関係もあって、
大学の卒業制作は、実はミュージカル出演でした!
友達に誘われて稽古に行っていたら、
気付いたら主役にされていました…
だからって、演劇をわかっているというつもりは全くないんだけど。
それでも、特に面白く無かったのが残念!
(あっ、率直に言っちゃった…)


三谷さんお得意の群像劇
ドタバタしてても面白い
なのかと思っていたけど、
ん~~そこまででもなく。
ドタバタはしてたけど、笑いのキレは悪し。

原作は悲劇。
でも、喜劇になっちゃうの!?
と期待していたけど、
何を以て喜劇だったんだろう???
と疑問。


喜劇:
風刺的に滑稽さを見せ、人を笑わせることを目的とした演劇や映画などの作品。またはその手法。


え!?
全然笑えなかったよ!?


そして、他の方はどうなのかな?
と思って、ネット上の皆さんの感想を読んで見たけど…
結構評判良いのね。あれ?
しかも、皆さん揃って浅丘ルリ子さんを絶賛

え!?
そんなに良かったかな~~
何だか、いつもと変わり映えしなかった。

私、浅丘ルリ子さんが、どれ程の女優さんなのか、
特に知らないし、予備知識が無い分、率直な感想を述べられる、
おめでたい立場にあると思うのですが、
それを踏まえて言ってしまうと…
いくら大御所でも、他の作品が素晴らしくても、
『桜の園』では、全然普通!
ずーーーっと単調な"世間知らずのおばちゃま"でした。

旦那曰く、
「浅丘ルリ子は、未だに現役で舞台に立ってる
 と言う事だけで、素晴らしいという評価なんだよ」
との事だけど、
え、それで良いんですか!?
だいたい、どんな役やってても、
メイクが変わらないのはどういう事なのよ!
女優はキレイなだけじゃダメなんだって、
役をどれだけ演じられるかなんだから、
それなりの容姿に仕立て上げなきゃ!
周りも良く無いよ!ヨイショばっかりしてちゃ駄目。
喜劇なんて、だいたい無理だったんだよ!


はい、大それたこと言いました。
何も知らない、にわか観劇娘が!
と言われようが、まぁ仕方ないです。
でも、本当、残念。
チケット、結構高かったんですよ???


ちなみに、私の隣の隣の席のおじさん、
ご夫婦で来てらしたんだけど、
公演中、2度もいびき立てて寝てたよ!
しかも、旦那の隣のおばさま、
途中でパンフレットの束を見始めちゃってたし、
かがんで靴紐か何か、長い間直してたよ!
みんな、集中力切れてるじゃん!


私は、いつドカン!と笑いが来るか、
見逃してはもったいないと思って、
じーーーっと見ていたら、2時間が過ぎちゃった。
残念。
せめて、思いのたけをアンケートに書いて来ました。


あ、全てが悪い訳では無かった。
青木さやかと藤井隆は、
やっぱりお笑い出身だけあって、
笑わせるポイントは抑えてる感じでした。
ん~笑えたのは、やっぱこの2人くらいかな。
しかも、結構ちょい役なのにね。


そんなこんなで、
これから観に行く予定の方、ごめんなさい。
久々の観劇、三谷幸喜、云々…
で期待しすぎてしまいました。反省。


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