『少し変わった子あります』

こんにちは☆<<
木曜日は、何故か打合せが多い日。
先週はバタバタしていて、忘れていましたが、
基本的に木曜は一日中オフィスがらがらです。
ということは、私ものんびりさせてもらっています!
(ま、仕事が無ければいつでものんびりしているのですが)


またまたレビューになってしまいますが、悪しからず。

今回、読み終わりましたのは…

『少し変わった子あります』
著: 森 博嗣

です☆


前回、市民図書館に行った際、
たまたま手に取って、
たまたま読んでみようかな~と思って借りた1冊でした。

(ここからネタバレの可能性有り。ご注意ください)


画像の帯にある
「上品で 美味しい 孤独を どうぞ。」
という言葉、すごく雰囲気を良く伝えていると思います。

というのも、本当に不思議な話なんです。
大学教授の主人公が、友人から教えられた料亭で
見知らぬ女性と食事をする、というお話。
この料亭、名前も決まった場所もなく、
電話をすると、その時々で場所もメニューも違う。
そして、別に美人でも無い女性が、毎回一緒に食事をしてくれる。
お話をする時もあるし、黙って食べる時もある。
二度と同じ女性は現れないし、その女性どころか女将の名前も明かされない。
一緒に食べるだけで、後はお勘定しておしまい。
でも、出てくる女性に共通しているのは、
食事の作法がとても美しい、と言う事。
らしいです。
ね、良く分からないでしょ。


特にホラーでも、ミステリーでも、サスペンスでも無いんですが。
どちらかと言うと、キツネにだまされる、とか
神隠し、に近い様な気がします。
これが日本の話だから、普通に読めるものの、
恐らく海外で同じ状況が描かれたら、ん~ミステリーでしょうな。


主人公は、そうやって何度も見知らぬ女性と食事をしていきながら、
かえって自分の孤独感を研ぎ澄ましていく、という心理変化らしいです。
見知らぬ人と二人きりで食事をする、という事自体、
きっと私には耐えられないだろうな~と思うのですが、
長年独身で過ごして来た人は違うのかな?
それとも、中年男性が美人でなくとも若い女性と食事を出来る、
ってのがまたネックなのかしら?

と、まさにキツネにつままれた気持ちで読み進めて行くと、
気付いたら最後には、主人公が入れ替わっていた!
この料亭を教えてくれた友人は行方不明になり、
さらに主人公も行方不明になってしまった様子。
最後は、また主人公から料亭を紹介された、別の教授の男性。
ん~こう書くと良くわからないですね。
はい、私もよくわからないのです。


でも、誰でも良いから、この行方不明の人たちは
いったいどうなったのか!?を教えてくれないでしょうか?
もやもやしちゃって、嫌な感じなんです。
中年の男性の気持ちがわからないのです。
もう教授なんて職業、あるいは今の表面的な生活からの逃亡
それとも本当に神隠し?んんんん~

お薦めかどうかもわからないし、
またこういう作品は好き嫌いが分かれると思うのですが、
ご興味があったら、どうぞ…
そして是非、私に彼らの行方を教えてください。


 
 
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