『SOSの猿』

こんにちは☆<<
また数日空いてしまいました。
というのも、久しぶりに息子が発熱しましてね…
火曜日は1歳半検診の為に昼から早退。
そのタイミングで何故か発熱
更には蕁麻疹帯状疱疹?が出てしまいまして…
夜間の小児科に行ったり、
翌日はまたかかりつけのお医者さんに行ったり…
数日バタバタしておりました。

今日、無事に復活して保育園に預けましたが…
今度は私の方が、喉がイガイガして来ました。
風邪なんてひかないぞっ!
どうにか、この症状とサヨナラするんだっ!
という意気込みだけはあるので、
タートルネック、喉スプレー、
早めのパブロン、喉あめ、
等などを駆使して抵抗中で御座います。


はい、とっても前置きが長くなってしまいました。
今回読みましたのは…

『SOSの猿』 著:伊坂幸太郎

で御座います。


実は、数日前に読み終わっていたのですが…
なんせバタバタしちゃっていたもので…(まだ言う)


と言うか、まだまだ伊坂さん著書は読み続けています。
私には、特に好きな作家さん等は居ないので、
一人の作家さんの本を続けて読むというのは珍しい事です。

伊坂さんの著書数冊を読んでみて、
私としては、ちょっとオカルト的な雰囲気のするものよりも、
以前読んだ『チルドレン』『終末のフール』あたりが好きです。
オカルト的な作品で言うと、『あるキング』あたりが
本作には近いのではないかと思います。


ココからネタバレの可能性有り。ご注意ください。


今回、エッセンスとなっていたのは『西遊記』でした。
私は小さい頃に読んだ記憶くらいしかないので、
しかも絵本や児童図書だったと思うので、
『桃太郎』のストーリーとほぼかぶってしまう、
くらいのイメージでしか無かったのですが。
実は、長くて、奥が深くて、登場人物もいっぱい!
なお話みたいですね。
伊坂さんも、だいぶ読みこんで、この作品に練りこんだんだろうな~
そうなると、やっぱり『西遊記』に詳しい人ほど、
この作品は楽しめる、ということになるんだろうな~

そう言えば、この作品にも出てくる「悪魔祓い」
一時期話題になりましたね、「悪魔にとり付かれた少女エミリーローズ」。
怖いので写真は載せませんが、そのイメージが強くて、
しょっぱなから薄気味悪かった作品でした。
悪魔が自分の身体を介して話す、ってどういう事よ!?と。

似ているようで実は違いますが、
私の地元沖縄では、よく「魂込め(まぶいぐみ)」を耳にします。
びっくりしたり、ショックな出来事があると、
人間は魂を落としてしまう、という考えから、
その彷徨う魂を拾って、身体に戻してあげよう。という儀式。
「悪魔祓い」、「まぶいぐみ」も、本当かはわかりませんが、
様子のおかしい人に対して、
「きっと魂が落ちたんだね、まぶいを込めなきゃ」
と温かな気持ちで対応出来ると、良いですよね。
人間の身体や心は、理解不能な、意味不明な事ばかり。
科学で解明する以前に、昔の人はあの手この手で
人間への理解、というか落とし所を作って生きて来たのでしょう。
心身ともに、健康であり続けたいものです。


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そこから息子も調子が悪くなって…
いつ終わるやら、負のスパイラル…

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