いよいよ、風邪が悪化して参りました…
息子ちゃんは、やっとこさ回復。
旦那は渡米中。
居場所の無くなった風邪菌が、遂に私に襲いかかる~!
けほけほ。
咳から鼻に来そうです。
皆さん、夏風邪はしつこいですよ~お気をつけて!
さてさて、今日は読み終えほやほやのブックレビューです☆
『寝ずの番』 著:中島らも
です。
けほけほ。
(↑風邪アピール)
この作品、映画化されていましてね。
中井貴一が好きなので、前から気になっておりました。
短編集になっておりまして、
寝ずの番シリーズの他にも、いくつか。
- 寝ずの番
- 寝ずの番2
- 寝ずの番3
- えびふらっと・ぶるぅす
- 逐電
- グラスの中の眼
- ポッカァーン
- 仔羊ドリー
- 黄色いセロファン
大学生の時、一時期、中島らもブームが起こった時がありまして。
と言っても、私個人のブームだったのですが。
市民図書館に通っては、中島らものエッセーばかり読んでいました。
何だかやっぱりおかしな人で、どこまでが本気で現実なのかがわからない。
私生活も結構乱れていらっしゃったらしく…
個人的なブームの真っ最中に、お亡くなりになってしまいました。(2004年)
という感じで、自分の中ではちょっと忘れられない方としてとらえているのですが。
そのマイブームの時に、一度読んだ気もするけど…
改めて読んでみると、すっかり忘れてたので、良かったです。
私は幼少期から、家族で市民図書館に通っていたため、
割とまともな本ばかり選んでいた気がします。
というのも、我が家では
漫画ダメ
バラエティー番組ダメ
炭酸飲料ダメ!
(↑最後関係無い!?)
だったので、なんとなく、良い子風の著書を選んで、
親に心配かけないように、子供ながらに気を使っていた気がします。
という背景もあって、大人になってから、
サブカルチャーに人一倍興味が出てしまいまして…
決して自分が乱れた生活をしようとか思想を持とうは思わないけど、
恐らく、いろんなマイノリティーの方々に対して
そんなに偏見も恐怖心も無い、と自分では思っております。
(そういうこともあってか、周りにはセクシャルマイノリティーの友達が多いです)
なので、この『寝ずの番』も、下世話な話から、下ネタまで揃っておりますが、
ふふふ~んと読んでしまった次第でして。
読書から、感動とか温かさとか、キラキラしたものを得ようと思う方には、お勧めできません。
そう言えば、『寝ずの番』って、お通夜の時に宴会しながら
寝ずに故人の隣で起きている事、らしいのですが、
私にも経験ありますね~~
5年前に祖父が亡くなりまして、それはそれは泣いたんだけど、
とてもユーモアたっぷりな粋なじいちゃんだったので、
途中から楽しくなってきてしまいまして。
宴会はなかったですが、御線香を絶やしてはいけない、
と言うことで、妹と私の若手二人で「寝ずの番」の担当をしたのですが、
スリッパ飛ばしゲームをしたり、
思い出話に爆笑したり、
靴下で床を滑るゲームしたり、
ま~騒がしくしておりました。
早朝に交代しようとやってきた祖母と大叔母には、
「あんたたち!何騒いでるの!」
と驚かれましたけど。笑
でも、故人が寂しがらないように、という意図があっての「寝ずの番」
としては、祖父にも喜んでもらえたのではないかと思っています。
2 Comment:
風邪、大丈夫ですか。
この独り身の機会
ゆっくりしてはいかがでしょうか。
ご主人様、ごめんなさい。
おじい様、にぎやかで嬉しかったと思いますよ。
うちも去年、母が亡くなりましたけど
お葬式のときって、何かバタバタしちゃうんですよね。
そばに居てあげるのが一番ですよ。
petownさん☆<<
こんにちは☆
コメント、ありがとうございます!
ずいぶん、お返事が遅くなってしまいました…
実は、母子共に体調を崩して、週末は実家に避難しておりました。
久しぶりに、たっぷりと睡眠を取る事が出来、徐々に回復しつつあります。
また息子も、だらだらと続いた熱も治まってきて、やっと安心して保育園復活出来るか!?というところです。
あ~本当に健康第一ですね!お騒がせ致しました。
petownさんも、お母様が亡くなられたのですね。
でも、不思議と、そばに居る感じがしませんか?
うちでは、祖父が居なくなって何年も経ちますが、未だに祖父の話題が尽きません。居なくなって、寂しい、寂しいと泣いてばかりいたのが、嘘の様です。
亡くなっても、家族や友人に温かく話題にされるような、そんな生き方をしなければいけないな、と思いました。
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