こんにちは☆<<
まだグアム旅行の話か!?
と思われた方~
違う、違うんです!!笑
実は、日曜日、
区民図書館からたんまり借りていた
グアムのガイドブックを返却に行ったのです。
そして、また例の如く
気になる作家さんの作品や
話題の新作等を探そうと本棚の間をうろうろしていたところ…
たまたま目に入ってしまった!
何ともタイムリーな一冊!!
『グ、ア、ム』
ココからはネタバレの可能性有。ご注意ください。
ちらっと読んでみると、
姉妹と母の女3人のグアムの旅。
とのこと。
実は私も妹がおりまして。
母との三人旅はしたことないけど、
なんとなく魅かれて借りてみました。
後から調べて知ったのですが、
本谷有希子さんは、
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』
や
『生きてるだけで、愛』
等、
聞いたことある~~
いくつかの作品を書かれた方でした。
有名な方なんですって!
普段、どれだけ本を読んでいないかが露呈されてしまいますね…
しかも、実は年齢がそんなに私と離れていない。
すごいな~才能ある人も居るもんだ~
さて、内容ですが、
さら~~っと読めてしまいました。
数日前まで歩きまわっていた
グアムの風景や場所が出て来て、
少し懐かしく感じたり。
そして、クライマックスが、
私がこの旅で一番お気に入りだった
Chamorro Night Marketだったりと、
なかなか旅の余韻に浸るには
持ってこいの作品でした。
でもね~
基本的に、この姉妹、不機嫌なんですよね~
不機嫌と言うより、不幸?
とりあえず自分は幸せじゃないと決めつけているというか…
どうにかならないもんかな~
と思いながら読んでいました。
いい年して、あれこれ人のせいにしなさんな!
小さな事で、騒ぎなさんな!
と言いたいところでしたけどね~
あ、人の事言えませんね。
こりゃ、親がいけませんね、母親が。
子供の失敗や不運を
全部自分で受け止めてしまう、
と言うか、引き受けてしまう、と言う。
意外と実生活でもありがちな傾向だと思います。
息子には、
自分で失敗したこと、出来なかったこと、
出来ないこと、仕方が無いこと、
ちゃんと向き合わせなければ!
と思いました。
恐らく、そんな育児の教訓を与える意図は
この小説には無いとは思うのですが、
一つ勉強になった気分でした。
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