『そして父になる』

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ちょっと前ですが、
久しぶりに旦那と2人で
映画を観に行きました。

もう、これは、ずっと観たかった作品。
まだまだ公開中だと思いますので、
これから観る予定の方は、ご注意ください。



『そして父になる』

監督:是枝 裕和


※ココからはネタバレの可能性アリ。ご注意ください。



■ストーリー
申し分のない学歴や仕事、良き家庭を、自分の力で勝ち取ってきた良多(福山雅治)。順風満帆な人生を歩んできたが、ある日、6年間大切に育ててきた息子が病院内で他人の子どもと取り違えられていたことが判明する。血縁か、これまで過ごしてきた時間かという葛藤の中で、それぞれの家族が苦悩し……。


割と前から是枝監督の作品を見ていて、
ドキュメンタリーやリアリティを以て人の心を動かす、
とても映像を作る才能のある方だな、と思って居ました。
今回、海外でも評価が高かった様で、嬉しい。


と言う事で、これは絶対観に行く!と決めていて、
やっとの思いで。
周りの評価は良かったものの、
ネット上では3.7点とか3.8点とかなっていて、
どうなんだろう?と少し不安でしたが…


もう、これは観て良かった作品の一つになりました!
今年の中では一番。コレは確実。
(私見ですが)


しかも、我が家も息子が居るのでね…
もう、息子の影がよぎってよぎって…
泣きたい、泣ける映画希望、でも全然無いのですが、
あちらこちらでじわじわ泣いてました。
珍しく旦那も、じわり。


この作品、あり得ない事でも無い、と言うか、
どこもドラマチックでは無いと思うんです。
だから、もし、自分の子が…と思うと本当に悩む。


そして、男性と女性とで意見が分かれるところかな、と思いました。
私は、断然育てて来た子が自分の子派。
まだ赤ちゃんなら考えるかもしれないけど…
6歳って結構人格形成もされてるし、親も子も親子になってるし。
今、息子が3歳だけど、今の段階でも離れるのは絶対無理。
だから、両家も悩んだとは思うけど、
結果は納得、と言うか、そうなるよね、と思いました。
自分の血の分けた子を今後無視する訳にも行かないし、ね。
子供たちにとってはとっても複雑かもしれないけど。


そして、旦那にも意見を聞いてみたところ、
多少は血や自分に似てるかどうか、にこだわる気持ちはわかる、とのこと。
やっぱり自分の腹から出て来た訳でも無いから、
自分の子だと何かの要素をつかんで実感したい、
しながら父親の自覚が芽生える、親子の関係を確認する、のだそうです。
うちの場合は男子が瓜二つなので、産まれた瞬間、ヤラレタ!と思いましたが。


そう考えると、福山がなかなか父親になれてなかったのは
理解出来なくも無いかな~
その分、奥さんと息子がべったり、なのもわかるかも。
うちは、エリートでも何でもありませんが、
旦那がたいてい仕事で不在、という点では野々宮家に近い。
だから、旦那と息子が顔を合わせるタイミングは、
私はあえて2人の時間を作らせるようにしてるんだけど。


う~ん、考えました。
そして、子供たちのまっすぐな眼差しが辛かった。
まだ6歳じゃわからないよね、辛いよね。
でも子供なりにすごく頑張ってるんだよね。


あと、関係無いですが、
福山が初の父親役って事で注目されてるけど、
私はリリー・フランキーの演技に軍配、だと思いました。
実際に何人か子供居るんじゃない!?くらいの父親っぷり。
一方、真木よう子はキレイ過ぎだけど、肝っ玉ぶりは好演。
まさかの同い年だけど…!!!




コレは、オススメの作品に出会えました。
是枝さんとしては、割とドラマ寄りの作品だな、と思ったけど、
でも彼らしさも生きていて良かったです。
そして何より、旦那と一緒に観れて良かった。


帰り、一刻も早く息子に会いたかったな~
何も知らない息子は、いつもの感じでしたが。




そして旦那、
「テントでも買おうかな~」
と呟いて居ましたが…そこ!?


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