『華麗なるギャッツビー』("The Great Gatsby")

こんにちは☆<<


先日、旦那と映画観て来ました♪
前から気になっていた作品…




『華麗なるギャッツビー』
"The Great Gatsby"

監督:バズ・ラーマン


公式HPはコチラ


※ココからネタバレの可能性有り。ご注意ください。


■ストーリーその美しさも、莫大な財産も、すべてが完璧な男―ジェイ・ギャツビー。だが、彼には〈秘密〉があった―。「真実を話そう」と、ギャツビーは隣人のニックに、自らの生い立ちを打ち明ける。裕福な名家に生まれ、ヨーロッパで宝石や名画に囲まれた贅沢な暮らしを送った。戦争では数々の勲章を受けて英雄となり、両親が亡くなった今は天涯孤独の身……。出来すぎた話に、「彼は何かを隠している」と直感するニック。やがて、耳を疑う噂と危険な人脈、そして上流社会の女性との禁じられた恋が、少しずつギャツビーの華麗な仮面をはがしていく。ギャツビーがこの街にやって来た、本当の目的は?果たして、彼が人生のすべてをかけた〈秘密〉とは―?宮殿のような豪邸に暮らす、謎めいた男がいる。彼の名は、ジェイ・ギャツビー。どこから来たのか? どうやって大富豪になったのか? 仕事は何をしているのか? いったい何のために、毎夜のように豪華絢爛なパーティーを開くのか? 誰一人その答えを知らない。


感想としては…

演出と美術と音楽は面白かった。

ただ、

原作を読んでなかったなら、
そして前作を見ていなかったなら、
純粋に一つの作品として楽しめただろうな~

と思いました。



実は私、
フィッツジェラルドの原作と、
日本語訳のいくつかのバージョンの
翻訳を比較する、という課題に取り組んだ事がありまして…
期待が高かった割には、と言うところでしょうか。
原作は、もっと品が良かったと言うか、雰囲気がステキだったので…
(ちなみに、村上春樹が訳していて、訳文としても一つの作品としても素晴らしい。)


あと、映画では、
ロバート・レッドフォードのイメージが強い。
調べてみたら、1974年ですって
産まれても無いのに、何故!?


伊達男 ロバート

何だろう、もう少し上品なイメージでしょうか。
今回の作品は、どちらかと言うとムーラン・ルージュに近い
派手、ゴテゴテって感じでしょうか。
でも、それを狙っているのでしょうから、それはそれで味があって良いかな?


そして、キャスティングは◎

伊達男役のディカプリオなんて、
歳を感じさせないよ!
いつまで経っても、甘い顔。


ディカプリオご健在

Romeo+Julietやタイタニックから
そんなに変わって無いんじゃ!?
と思ってしまいますね。
あと、Catch Me If You Canの時の感じも残りつつ。
こりゃ、女性の皆さんイチコロ?

そしてヒロインもチャーミング。

デイジー

どうですか!
これで、役の上では一児の母ですからね!
そんな感じ全くしないですね。
現役女子、と言うか。
まぁ作中でも、育児シーンや母を思わせるシーンは全く無かったんで、
もはやアダルトチルドレン代表の様なポジションなのかも。


と言う事で、
目の保養、耳で楽しむ
と言う意味では楽しかったです。

でも、ムーラン・ルージュ程のインパクトは無かった。
う~ん、Romeo+Julietもそうだけど、
クラシック・大作のリメイクや映画化には、
このスタイルは向かないのかな?とも思いました。
余りにも観客のもともとのイメージが強すぎて。
でも、それを敢えて崩していくのが好きなのか…むむむ。


ちなみに旦那は、

「やりたい事はわかるんだけど…ちょっとやり過ぎ」

とのことで、あんまり良くなかったそうです。
う~ん、残念。
お洋服やジュエリーのブランドさんも絡んでるので、
女性受けが良い作品かもしれませんね。


そして、観終わった後…
どうもすっきりしない訳ですが、
「誰が一番悪者か」
と言う観点で議論したら面白そうです。
人の価値観や優先順位の違いで、
いろんな判断が出来そう。


ちなみに私は…

ギャッツビーとデイジーが五分五分
ギャッツビー、単なるストーカー&精神的におかしくなってる。
デイジー、母親の自覚無し。優柔不断が全ての元凶。
二人揃って現実を受け止められてない。


皆さんは、どう思いますか???



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『華麗なるギャッツビー』ってすごいタイトルですよね
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