『コーラス』 ("Les Choristes")

こんにちは☆<<


週末、
珍しく旦那が休めたので、
撮りためていた映画を観よう♪
と言う事になりました。


いくつか候補があったのですが…
夕方、息子も一緒に観ると言う事で、
こちらをチョイス。

前から気になっていたので、
やっと観られて良かったです♪



『コーラス』
"Les Choristes"

監督:クリストフ・バラティエ



※ココからネタバレの可能性有り。ご注意ください。


■ストーリー
1949年、フランスの片田舎。失業中の音楽教師クレマン・マチュー(ジェラール・ジュニョ)は、「池の底」という名の寄宿舎に赴任する。この学校には、親をなくした子供や、素行に問題があり親元を離れた子供たちが集団生活していた。暗い瞳の子供たち。赴任当日、校門の前でマチューが目にしたのは、「土曜日に迎えに行く」という言葉を残して去っていった両親を待つ幼い少年ペピノ(マクサンス・ペラン)だった。今日が何曜日か分からないほど幼いペピノは、決して迎えに来ない両親をひたすらに待ち続け、毎日のように校門の外をじっと眺めているのだった。複雑な思いを抱いたまま学校内に足を踏み入れたマチューは早速、過激ないたずらで用務員に大ケガを負わせた子供たちと遭遇する。さらに、驚いたことにそこには「淋しさ」ゆえに心のすさんだ子供たちに、容赦ない体罰を繰り返す校長先生(フランソワ・ベルレアン)がいた。学校全体が、温かさのかけらもない殺伐とした雰囲気で溢れかえっていた。もちろん、マチューも早々に子供たちのいたずらに手を焼くことになり、まともに授業もできない。挙句の果てには、鍵をかけて大切にしまっておいた楽譜まで盗まれ、荒らされてしまう。しかしそんな子供たちの心を理解したマチューは、決して彼らを叱らず、体罰も加えないと決意する。子供たちに本来の純粋さや素直さを取り戻してもらおうと、マチューは彼らに「あること」を教えることを思いつく。暗い瞳を輝かせるための「あること」。それは「合唱団」を結成し、歌う喜びを教えることだった。最初は面白半分だった子供たちも、徐々に歌うことの素晴らしさ、楽しさに目覚めていく。そんなある日、マチューは誰もいないはずの教室から“奇跡の歌声”を耳にする。驚いて教室の扉をあけたマチューの前にいたのは、学校一の問題児、ピエール・モランジュ(ジャン=バティスト・モニエ)だった。これまで誰にも心を開こうとしてこなかったピエールに、マチューは救いの手を差し伸べようとするが……。



フランスでは大ヒットだった様で、

「フランス人の8人に1人は泣いた!」

と言う情報もあったのですが…まぁ泣きはしなかったです。
でも、とっても良かったと思います。


恐らく、ストーリーとしては、よくある話なんでしょうけど、
でもそれぞれのキャラクターと役者さんが良かった!

まず、マチュー先生役のおじちゃん。
作中では「タコ頭」と言われて居ましたが、
何とも可愛らしい人物です。


マチュー先生

確かに冴えないけど、
それでいて、確実に子供たちに寄りそっている。
意外と珍しいんじゃないかな~と思います。
しかも、単なる冴えないおじちゃんじゃないよ、
音楽家だからね!


そして、この感じ、
どっかで見たことある???
と思ったら…
独身時代に観た『バティニョールおじさん』でした。


バティニョールおじさん

ビジュアル、キャラ、全然変わらない!
はまり役、なんでしょうね♪


そしてそして!
何より光っていたのは、
歌える天使、モランジュ。


THE美男子

オバちゃん、イ・チ・コ・ロ!
このビジュアルで、繊細な傷つきやすい子、ですよ!
もの憂げに、窓の外を眺めて居たりしてるわけ。
もう~こりゃ母親だったら将来心配だわ!
女泣かせ、間違いなし!


ってな感じで見ておりました。
そして、隣でプラレールをいじくる息子は…

オードリー若林に激似
心配なし、と。


ビジュアルだけじゃなくて、
歌声も、それはそれは素晴らしかったですよ♪


そしてもう一人。
また別の理由で目が話せないボーイが1人。


歌を知らないペピノ

一番小さくて、
まだまだ甘えたい盛りのペピノちゃん。
孤児なのもあって?歌を知らないんだって。
作中では、いつもこんな顔。(↑)


実はおちゃめ

でも、やっぱりチビっこ!
こんなお茶目な一面もあるみたい☆
安心しました~~



もう、始終、母親目線ですよ。
ボーイズが可愛くって!
母性がくすぐられました。

男子ばっかり産まれたらどうしよう~
なんて意味不明なボヤキを漏らしてた自分を反省!
むしろ私、ビッグマザーになりたい!!

一時の戯言かもしれませんが、そんな気持ちになりました。



音楽も素晴らしいし、
そして笑いアリ、私は涙は無かったけど、
じんわりしました。

結構、オススメです。



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2 Comment:

IHURU さんのコメント...

はじめまして。

「フランス人の8人に1人は泣いた!」
-そうなんですかっ!?
まあ、それは誇大広告にせよ、やっぱり感性がちょっと違うのかな。それなりにじわーっときたけれど、もっと若い時に見ていたら「つまらない!」と一蹴してたと思います。

わたしはモランジュよりもペピノにやられましたが。
確かに、モランジュは女泣かせになりそうだわっ!w
息子さんのくだり、笑わせてもらいました!(でも、台北飛行機の写真、かわいいですよー♪)

うちにも女の子ですが、3歳のチビがいるので、エッセイ的記事も楽しませてもらいました!また遊びにきますね!

chiapet さんのコメント...

IHIRUさん☆<<

こんにちは♪はじめまして。
ご訪問、コメント、ありがとうございます。
お返事が遅くなってしまって、ごめんなさい!

IHIRUさんのブログも拝見させて頂きました♪
すごい!たくさんの作品を観ていらっしゃるんですね!
しかも、ちゃんとコメントや感想も書かれていて、とても興味深く読ませて頂きました☆

コーラス、もはや結構前の観賞ですが…やはり今でも思い出すのはボーイズの純粋な眼差しと歌声!ですかね~
ペピノちゃん、監督の息子さん?みたいですね。ん~かわいい!
息子も似たような髪型してるんですけどね~座敷わらしにしか見えませんね~笑

娘さん、うちと同い年なんですね☆お仲間発見!
私も、またブログに伺いますね♪

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