『とにかく目立ちたがる人たち』

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今日は、溜まりにたまった
ブックレビューです♪



『とにかく目立ちたがる人たち』
著:八幡 洋



※ココからネタバレの可能性有り。ご注意ください。



■内容
今日、あらゆるものが「エンターテイメント化」しているこの社会で、かつて否定的評価が与えられていた「目立つ」ことが、好ましいパーソナリティとして受け入れられてきているようだ。これまで美徳とされてきた日本人の謙虚さは滅んでしまうのか。「エンタメ化社会」で愛される「目立ち」とはどのようなものか。そして、敗北する「目立ち」とはどのようなものか。「キャラ立ち」「ヘタレ」「天然」などのキーワードとともに、現代社会に見られる「目立ち」の構造を解き明かす。


珍しく、小説でもエッセーでも無い本を読みました。
2006年出版なので、話題が少し古いですが、
ホリエモンタイゾーくん
まだ記憶に新しいので、
なかなか興味深く読めました。


実は、
以前から心理学や認知学に
割と興味を持っていたのですが、
やっぱり学問なので、
なかなか論文等を読む気にならず…
このくらい、軽く読めるものがあったら
これからも是非手に取って見たい、と思いました。


この本を読むにあたって、
間違えがちなのは、
ただ単に「目立つ人」、「目立っている人」
が対象なのではなくて、
「とにかく目立ちたがる人」、という点。

にじみ出るオーラが凄過ぎて、
必然的に目立ってしまっている人や、
物凄く努力家で、その実績ゆえに目立つ人、
と言うのではなく、平たく言ってしまえば、
中身と「目立ち」がともなわない人、と言うのかな。


「何故、ここでこんなに主張して来るの?」
とか
やたらと騒いでいる人、
って居ますよね。
そういう方々の事です。


100%正常で、100%無害な人って居ないのですが、
私が今まで、
「あの人、ちょっと主張が強いんだよね」
とか
「あの人は、目立ちたがり屋だから」
と思っていた人の内面をひも解くと、
こんな仕組みや過去になっていたとはね…
と思える一冊でした。

もちろん、個人差はあるのだろうけど、
「目立ち」だけでなく、個人の性格や性質って、
ちゃんときっかけや理由があるんだな~
なかなかやっぱり、見えないけど脳や心って面白い。


面白い、と言っているばかりじゃ、能が無いですね。
もしかしたら、自分も同類だったりして…
と思うと、ちょっと不安にもなりますが、
人のふり見てわがふり直せ。

「目立つ」ことに対する他人からの評価で
自分の存在意義を確かめる事の無い様にしたいし、
息子もそう育てたい、と改めて思いました。

やっぱり、幼少期の環境や親の影響は大きいらしいです。




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