『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』

こんにちは☆<<


今日は、ブックレビューなのですが…
何とも長い題名!!笑

宜しければお付き合いください。




『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
著:岩崎夏海



※ココからネタバレの可能性有り。ご注意ください。



■ストーリー

川島みなみは東京都立程久保高校2年生。7月の半ばに、病に倒れた親友で幼なじみの宮田夕紀に頼まれ野球部のマネージャーを務めることになった。マネージャーになる際に、「野球部を甲子園に連れて行く」という目標を立てるが、監督や、幼なじみでキャッチャーの柏木次郎を始めとする部員らの反応はやはり冷めたものであった。事実、全国屈指の激戦区である西東京地区を勝ち抜くことは、現在の程高の実力では到底無理で、甲子園出場など夢のまた夢。さらに部内でも部員のやる気のなさや、監督の加地とエースピッチャー浅野との確執など問題が山積していた。だが、逆境になるほど闘志を燃やすタイプの彼女は、諦めるどころかやりがいを感じていた。まずはマネージャーのことを理解しようと、書店で「マネジメント」の本を探すみなみは、店員に薦められるままにドラッカーの『【エッセンシャル版】マネジメント〜基本と原則〜』を購入する。だが、それが起業家や経営者のための本だったことを知り、「確認してから買うんだった!」と後悔する羽目になったが、「せっかく2,100円も出して買ったんだし……」と気を取り直し、初めは参考程度に読み進める事にする。しかしその途中本文にあった「マネジメントに必要な唯一の資質は真摯さ」という言葉に衝撃を受け、なぜか号泣してしまう。その後、彼女はこの本の内容の多くが野球部の組織作りに応用できることに気付き、次第に夢中になっていく。こうして組織や団体、機関の管理者としてのマネージャーの資質、組織の定義付け、マーケティングやイノベーションの重要性など、『マネジメント』を通じて様々なことを学んだみなみは、自分が「マネージャー」となって野球部をマネジメントできないものかと考え、夕紀や加地、後輩マネージャーの文乃、同じく『マネジメント』を愛読している二階らに協力を仰ぎ、『マネジメント』で学んだことを野球部の運営に当てはめ、部をより良くしていく方策を次々と実践していく。『社会に対する貢献』を視野に入れた彼女のマネジメントは、野球部のみならず同校の柔道部や家庭科部等、程高の他のクラブにも好影響を与えていく。程高野球部が打ち出した「ノーバント・ノーボール」作戦は、後に高校野球にイノベーションを起こし、「程高伝説」と呼ばれるまでになる。西東京地区予選を破竹の快進撃で決勝まで上り詰め、甲子園にリーチをかけた程高野球部。しかし決勝戦を前に、突然の悲劇がみなみを襲う。


ちょっと前に、『もしドラ』というワードをよく耳にするようになり、
ドラマが映画化されて
話題になりましたね~

いつも一歩も二歩も遅いのですが、
図書館に行く度に、
「あ~あの話題になった作品の原作あるかな~」
と、探してしまうのです。
今回も、そのパターン。

ちなみに、コチラが映画版の公式HP。


正直、
どちらが原作??
と思う感じの内容でした。

「みなみは~した。」
「みなみは~と思った。」
「『マネジメント』にはこう書かれていた。」


という、
何ともぶつぶつと途切れているような文体。
どちらかと言うと、シナリオ、みたいな?
というか、もともと映画化を目指して、
シナリオを書いたのかな…?
文章としては、あまり読み応えが無かった…


でも、試みとしては面白いと思いました。
他の書籍を題材にする、
しかも難しい経営の本を、
高校生が読んで応用していく、

と言うのは、なかなか思いつかないな、と。

映画やドラマがどうだったのかはわかりませんが、
青春ドラマとしては、王道なのではないかと思いました。
笑いあり、涙あり、苦労あり、友情あり!
みたいな?


個人的には、
一応、話題の作品を抑えられて良かった。
という感じですが…
また、ちらっと見たドラマ版の
前田敦子の演技が酷過ぎたので、
もはや見る気が失せてしまったのですが…
どうなのでしょうか。
ティーンズには良いかも??


備忘録でした。


------------☆ブログランキングに参加しています☆-------------

この反動で今、大御所作家の小説をチョイス。
ポチっとお願いします☆


※コメントはお気軽に。Read User's Commentsから♪

  • Digg
  • Del.icio.us
  • StumbleUpon
  • Reddit
  • RSS

0 Comment:

コメントを投稿