『麒麟の翼』

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今回はブックレビューです♪


年末年始に、
実家巡りで割りと時間があったので、
読書も進める事が出来ました。
備忘録がてら…



年末のロードショーか何かで、
この作品の映画版が放送されると聞き、
迷わず録画したのですが、
実はずっと気になっていた作品なので、
これを機に原作を読もう!
と、図書館に走りました。



『麒麟の翼』
著:東野 圭吾



※ココからはネタバレの可能性有り。ご注意ください。



■あらすじ
寒い夜のこと。日本橋の欄干にもたれかかる男を巡査が目撃する。男の胸にはナイフが刺さっていた。どうやら男は死にかけた状態でここまで歩いてきて、力つきたようだ。その後、男は病院で死亡してしまう。加賀と松宮も参画して事件の捜査が始まる。その中、事件直後に若い不審な男が現場から逃走中にトラックにはねられ、昏睡状態に陥っていることが分かった。「彼が人殺しをするはずがない」と否定する恋人。しかし、彼の持ち物からは被害者が持っていた財布と書類鞄が発見される。そして、被害者とのある関係が浮上したことから、警察は不審な男を犯人と断定し裏付け捜査を進めてしまう。一方、被害者が部長を務めていた会社で「労災隠し」が発覚し、その責任が被害者にあることが公になる。このことで被害者家族は一転して世間・学校からのバッシングにさらされてしまう。果たして、若い男は真犯人なのか。被害者はなぜ瀕死の状態で日本橋まで歩いてきたのか。加賀と松宮はその真相に挑む。

どうやら、
【加賀シリーズ】の9作目、らしいですね。
私、手当たりしだいに読んでいるので、
全くそういうシリーズものに気付かず…
そう考えると、1作目から読みたいな~なんて。


あっという間に読み終えました。
結構ボリュームはある方だと思うのですが、
ミステリー特有の、
「次はどうなるの!?」感が、凄い!

テレビでは、なかなか刑事ものを見ないので、
改めて刑事さんの仕事ぶりも覗けた気がして、
何ともスリリングでロジカルな体験でした。
基本的に、ロジカルな話が好きなのかも。
そして、真逆の恋愛モノは苦手…


これで、心置きなく映画版を見よう♪
と思って、キャストを見てみると…ほほう。


映画版『麒麟の翼』

中井貴一さんのイメージが強かったのですが、
メインは阿部寛だったのか…
そして、溝端君と新垣結衣は、ちょっと意外。
特に新垣結衣は、健康的過ぎるかな~
もう少し、幸薄そうな感じの子が良いと思うのだけど。
中井貴一ファンの私としては、
うん、彼はイメージにぴったりです!

これは、シリーズを制覇したい!
と思い立つくらい、面白かったです。
だいぶ日本橋エリアについてリサーチされているな、
同じく刑事さんのお仕事等にも相当詳しいな、
という物書きさんのお仕事ぶりも、目の当たりにしました。
熱い!!



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