『100回泣くこと』

こんにちは☆<<

先日は、無謀な真似を…
でも、後日談としてご報告ですが、
例のエンブレムワンピ
洗濯しても全然ヨレなかったです!
優秀!!!
(洗濯表示には「手洗い」とありましたが…
 そんな暇無いから畳んでネットに入れてポン!とね)



今日は、またガラっとお話を変えまして、
久しぶりに、ブックレビューです♪
旦那が買ってきた一冊、
何気なく読んで見たら、大当たりでしたよ!!


というか、
たった今読み終えたばかり!
恒例のランチタイム読書ですが、
クライマックスから泣けてきちゃって、
味噌汁すすりながら、すすり泣きでしたよ…
(上手い事言った!?笑)


今回読みましたのは、


『100回泣くこと』

著:中村 航



※ココから、ネタバレの可能性有り。ご注意ください。




■内容紹介
今最注目の野間文芸新人賞作家最新恋愛小説実家で飼っていた愛犬・ブックが死にそうだ、という連絡を受けた僕は、彼女から「バイクで帰ってあげなよ」といわれる。ブックは、僕の2ストのバイクが吐き出すエンジン音が何より大好きだったのだ。4年近く乗っていなかったバイク。彼女と一緒にキャブレターを分解し、そこで、僕は彼女に「結婚しよう」と告げた。彼女は、1年間(結婚の)練習をしよう、といってくれた。愛犬も一命を取り留めた。愛犬→バイク修理→プロポーズ??。幸せの連続線」はこのままどこまでも続くんだ、と思っていた。ずっとずっと続くんだと思っていた。精緻にしてキュート、清冽で伸びやか。今、最注目の野間文芸新人賞作家が放つ恋愛長編。


一見、王道ストーリーです。
でもね、王道だからこそ、
ぐっと来るんだろうな~と思います。
そして、王道ストーリーを
こんなにも丁寧に表現出来る人も
最近出会って無いな~と思いました。
とても淡々としているのだけど、
ドライ過ぎずに、じわじわ。

例えば、
私は、今まで一度もペットを飼ったことが無い。
それでも、すごく気持ちが伝わるって、
やっぱり言葉の力ってすごいな、と思います。


大切な人が居なくなること。
泣いて、泣いて、やっと立ち上がる主人公に、
祖父が亡くなった後の自分が重なりました。
私も、「泣きたい時は、泣いても良いよね」
と思いながら、所構わず泣いてたな~
お酒に頼る事はなかったけど、
しばらくはもぬけの殻の様でした。


本編後の解説を、
島本理生さんが書かれているのですが、

誰かと共に生きるということは、いつか失う悲しみを背負うことであり、同時に、いつか失わせてしまう悲しみを背負うこと

本当ですよね。
だから、家族とか友達って尊くて、
生きる事って素晴らしいのかもしれませんね。
悲しみがあるから、幸せだという…



そして、何とタイミングが良い?ことに、
実はこの連休に、昨年亡くなった
伯父の一周忌があります。

祖父がとても可愛がっていた伯父。
生前は、祖父そっくりだと言われていた伯父。
祖父の代わりだよと、私の結婚式に参列してくれた伯父。
病気が発覚してから、本当に半年でした。
まだ、親戚の集まりにひょっこり現れそうで、
変な感覚がします。

伯父を思い出すと、
笑顔の伯父しか頭に浮かびません。
少し困った様な優しい目で、
ニカっと笑う伯父。
人柄なんでしょうね~
私も、「あの子は、楽しい子だったね」
とか、笑顔の私を思い出してもらえる様に
日々過ごして行かねば!


しんみりしてしまいました。
と言うか、ランチタイムの食堂で
すすり泣きが始まってしまったので、
急いでご飯を平らげて、
ロッカー室へ移動して続きを読んだ程です!


そして、レビュー書くぞ!
と意気込んでGoogle検索したところ…
来年、映画化されるそうですね!!

なんとなーーく、
映画化されそうだな~
とは思っていたものの。


ただ、
私としては、

キャスティングに不服。


映画『100回泣くこと』公式サイト


この感じだと、
客層は若年層を想定してる!?
もったいない!

私としては、
手堅く加瀬亮くんあたりと…
ん~~水原希子ちゃんあたりで行きたいけど、
ちょっとキッチュ過ぎる気もするから
手堅く星野真理ちゃんとか。
適当に言ってるけど。


久々に、良かったです。

関係無いけど、文庫本にしては激安!
どうして!?内容に関係無いの!?
それとも最近は値下げ傾向にあるの!?!?




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