『セカンドバージン』

こんにちは☆<<
本日、2冊目になってしまいましたが、
ブックレビューさせて頂きます!


今回読みましたのは


『セカンドバージン』
著:大石 静


です。


実は、ドラマや映画は見ていません。
何だか、どろどろしていそうで…
でも、それだけ話題になったのなら!
文字でなら、何とか対処できるだろう!
と言う事で、借りてみたのでした。

ちょうど、お義母様も読み終わったところらしく、
「すっごい良かった!最後のとこ、泣いちゃった!」
と言っていたので、期待大。


ココからネタバレの可能性有り。ご注意ください。



■あらすじ■

中堅出版社の辣腕専務・るいは、十七歳年下の金融庁キャリア・行と出会う。彼に興味をもったるいは著書を出版し大ヒットさせ、時代の寵児にする。行には資産家の娘で子づくりにしか興味のない妻・万理江がいるが、るいと行は年齢差を超え、お互いを激しく求め合うようになる。けれど万理江の思いがけぬ反撃に遭い、二人は苛烈な運命に堕ちていく。


そうですね~
私が恋愛モノが苦手というのもあると思うのですが~
全然、納得が行かないストーリー!
と思ってしまいました。
いくつか引っかかるポイントもあったし、
結末なんて、ええええ???と思ってしまいました。


まずるいと行の出会いが唐突ですよね。
「鉄の女」と言われている彼女が、
そんな簡単に落ちるはずが無いって~
しかも、そこまで急展開する程のハプニングも無いし。
嗚呼、これが一目ぼれってやつなんでしょうか?
いや、行の方は、当初はそんな様子無かったのにな?
ん~~~盛り上がり方が不自然。


そして、行は死んでしまう訳ですが、
その後のるいの身の振り方ってどうなんでしょうか?
会社の危機を救うというのは良いですが、
自分のプライドを売って、
自分たちの人生をめちゃめちゃにした元妻にも媚び売って、
それでも、毅然と誇り高く、そして颯爽となのでしょうか?
え?え?え????

更には、元妻とるいのお骨のやりとりも不明。
どちらがどう嫌味のつもりなのか、わからないです。
しかも、どちらも結構ドライなのって、どういう事だ!?


この作品のテーマとしては、
やっぱり男は滅び、女は栄えるなのでしょうか?
元妻がいきなり事業に乗り出して成功する、
というストーリーもそんなに必要なのかわからないし、
最後に愛子さんが高級車に乗って急に会いに来て、
一言だけ言い残して去る、という演出も、
まぁ彼女がお金持ちのパトロンを見つけて、成功。
という事なんだろうけど、それって必要?
と思ってしまいました。
女子、万歳!」なのでしょうか。
実際、今の社会は、全然そんなこと無いけどね。


どろどろのメロドラマでしたが、
『冬ソナ』『冷静と情熱の間』等とは違って、
全然感情移入出来ない!
皆が皆、自分勝手過ぎて、
そして悲劇のヒロインが多すぎて。

ああ、けちょんけちょんに書いてしまった。
もしかしたら、私の勉強不足なだけなのかもな~
ん~~でも、しばらく大石静は読まないかも。


あ、ちなみに、ドラマのキャスティングは
ぴったりだと思いましたよ~~

 


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